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アミュプラザ長崎

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【プロフィール】

丸山 笑未さん

株式会社JR長崎シティ(アミュプラザ長崎) 営業部 企画広報課にて、館内店舗の販売促進業務や広報を担いながら、かもめ広場管理・運営に従事。新潟県魚沼市出身。

「長崎をげんきに」から「長崎からげんきに」

「自分が初めて担当した『あいぱく』は、新しくなったかもめ広場で想像以上のお客さまに来ていただいて盛り上がった10日間でした。大成功だったと、印象に残っています。」

 

ぱっとその場が明るくなるような、きらきらとした笑顔で話す丸山さん。かもめ広場でのイベント担当になったのは今年度からで、JR長崎シティの窓口として「のとと、わたしと」も担当している。その中で、イベント会場の提供だけではなく、事業者の負担を軽減するために様々な面でご協力を頂いた。支援の決め手について、丸山さんは語る。

 

 「一番は、取り組みに共感したことです。私たちは、『ながさきを元気に』というビジョンを掲げておりますが、長崎だけではなく遠方の地域も元気になっていってほしい、という思いがあります。」

旅行し足りないなら、住んでしまえばいい

丸山さんが生まれ育ったのは新潟の魚沼市。日本有数の豪雪地域として知られる魚沼市は、四季ごとに違う顔を見せる美しい自然に囲まれたまちだ。食の恵みにもあふれており、豊富な雪解け水が自慢の「魚沼産コシヒカリ」を思い浮かべる人も少なくはないだろう。

 

「子供の頃は雪があるのは当たり前の環境で育ちました。長崎にきたら雪がなくて、あったかいしなんて過ごしやすいんだ!と感動していました。」

 

丸山さんは大学進学を機に長崎県へ移住。きっかけは中学3年生の秋に見た、「軍艦島が世界遺産に登録される」というニュースだ。ふと見た画面越しの世界が、当時長崎が九州にあることも知らなかった少女の好奇心に火をつけた。一年間バイト代を貯め、ついに高校一年生の秋に長崎への一人旅を果たした。

 

「世界遺産になったら混雑するから、その前に行きたいなと思い立ちまして。2泊3日の小旅行だったんですけど、旅行し足りないなって思ったんですよね。それなら住んでしまえばいいか、と思ったんです。」

 

稲刈りの時期が地元とずれていること。言葉の違いを感じること。長崎の海は穏やかなこと。九州にも棚田があり、懐かしい景色もあるということ。丸山さんの目には全てが新鮮に映った。その中でも、歴史や文化、自然の豊かさに長崎というまちの魅力を感じた丸山さん。「長崎ってなにもないよ」と地元を離れる同世代に、もったいないと感じていた。

 

「商業施設という仕事に就くことで、店舗誘致やイベントを作るということを通して、長崎に今住んでいる人たちがもっと楽しく暮らせる一助になればと思い、入社したんです。」

北陸と九州。能登・石川と長崎。

「のとと、わたしと」は他人事ではない

今年の元旦に能登半島を襲った最大震度7の大規模地震。幸い、丸山さんの実家には被害がなかったが、北陸を離れ改めて新潟と石川の距離の近さ、そしてつながりを感じたという。

 

「この『のとと、わたしと』のお話を頂いたときに、他人事ではないなと思って。自分の意思としても協力したいと思いました。」

 

――何人が怪我、何人が亡くなった。被災地に関する報道では度々、数で人が表現されている。「のとと、わたしと」では、能登の事業者が長崎に来県し、能登の魅力や自身の想いなどを直接伝えることができる。能登で暮らしている人の実情を、長崎の方々がリアリティを持って感じること。丸山さんが最も期待していることだ。

 

「かもめ広場という場所を提供させていただくことで、長崎の方々が少しでも能登の現状を知るきっかけになることが一番だと思います。丁度震災から300日ですし、能登の情報を発信するいいタイミングだなと思いました。」

 

 「のとと、わたしと」では、能登や長崎の商品や情報発信はもちろん、能登と長崎の商品をコラボさせた出店も予定している。今まで五島市と協力し地域商材を提供する企画はあったが、二つの地域を融合させたイベントは珍しいという。特に九州を超えると、タイアップすることは難しい。これから様々な自治体との連携を深めていきたいと語る。

 

「今回のイベントのように、地元で頑張られている事業者さまへの活躍の場を提供することは共感するビジョンです。我々もマルシェ型のイベントをおこなっていくことで、事業者さまの育成支援を行っていきたいと考えております。」

 

北陸と長崎の共通点は「海があること」だと語る丸山さん。長崎事業者がどのように能登の食材を調理するのか、能登の特産品や工芸品など、どのようなものが長崎の方々に届くのか。能登・石川と長崎の融合に期待を膨らませていた。

新たな長崎のシンボルマーク「かもめ広場」

「のとと、わたしと」のイベント会場であるかもめ広場。路面電車とJRとバスといった交通の結節点に面しており、まさに「長崎の玄関口」である。取材時は平日であったが、人通りは多く活気にあふれていた。緩やかなカーブを描く大屋根が象徴的で、日差しや雨風からお客さまを守ることができ、全天候型のイベントが可能となっている。新館2階には回廊デッキが設置されているため、広場を見下ろしイベント全体を見ることができる。劇場型のイベントなど、様々な角度からのイベント実施が期待される会場だ。

 

「西九州新幹線の開業後は人の動きはかなり変わりまして。それをきっかけに長崎に旅行に来ていただける観光のお客さまもいらっしゃって。長崎へのアクセスが良くなったことで人の動きも増え、より賑わうようになったと感じてます。」

 

特に恩恵を受けているのが駅構内にあるかもめ市場だという。お土産とご当地グルメで構成されており、地元の地産品を扱う店舗が多く観光客に人気のスポットだ。かもめ広場からのアクセスも良好で、イベントの合間に立ち寄るなど相乗効果も見込まれる。かもめ広場を中心に、駅周辺が長崎の文化と活気を感じられる場所として、多くの人々に愛されている。

 

「100年に1度の改革という、貴重な時間を私たちは今生きているなと思っていて。かもめ広場で様々なイベントを行っていくことで、駅周辺・そして長崎の皆さまに楽しんでいただけるような賑わいと交流を創っていきたいと考えております。」

 

秋に24周年を迎えたアミュプラザ長崎。イベント会場の目の前である工事エリアの完成にも、丸山さんは期待に胸を膨らませる。長崎の人々がつながる場として、新たな発見や感動を体験する場として、長崎のシンボルマークは発展し続ける。

「長崎をげんきに」。

人が集う場所だからこそ、できることを。

「大きな災害が起きたとき、あなたは初めに何をしますか?」

そう聞かれたら、果たして何人がすぐに答えられるだろうか。突然やってくる自然災害において、「知ること」は防災への大きな一歩だ。「のとと、わたしと」では、27日に九電グループによる防災減災ブースが出展する。九電グループが培った心強い技術や設備、情報について発信していくことで、お客さまの「知る防災」に繋げていく。正しい知識と備えがあれば、適切に冷静な行動をとり、被害を最小限に抑えることができる。

 

 多くの人でにぎわうかもめ広場だからこそ、できる防災があると丸山さんは語る。その一つが、かもめビジョンだ。平時は館内外の告知やCMが流れ、抜群のアイキャッチ効果を生んでいる。災害時には緊急放送※が流れ、長崎市からの防災無線が入ることで、かもめ広場を行き来する人々へ防災情報を届けることができる。新館にあるサイネージも同じように連動しており、アミュプラザ長崎が一体となって「知る防災」に努めている。

 

※資材が75%縮小されて、L字で長崎市の防災情報が見ることができるイメージ。緊急震度5以上の地震の可能性がある場合は、全画面で地震や避難の情報が流れる。

 

 さらに、地震と火災を想定した避難訓練を年に2回、テナントのスタッフも巻き込む形で実施。多くの方が勤め、多くのお客さまが集う場所だからこそ、万が一の時に適切な行動ができるよう指導・指示を行っている。またアミュプラザ長崎では、災害時の一時的な避難場所としての機能もあるという。災害による帰宅困難者が周辺にいる場合は、寒い時は館内で安らげる場所を提供し、地震が起こったらかもめ広場で、落下物の危険がない場所への避難指示などを行う。

 

 「長崎は関東に比べて地震は少ない方ですが、この間の宮崎の地震の影響で久しぶりに揺れて。長崎って安心安全な土地だと思うところもある一方で、いざ有事の際は対応していきたいです。」

 

 以前は大きな河川の氾濫が起こっていたが、河川の工事が入ったことで大きな水害はなく、長崎のまちづくりは素晴らしいと語る丸山さん。「長崎をげんきに」。その強い想いのもと、JR長崎シティは長崎の賑わいづくりに尽力している。最近では、長崎駅周辺を一体となって盛り上げることを目的に、「長崎駅周辺まちづくり推進協議会」を事務局となって設立したという。イベント情報発信の一元化や、長崎駅の日常利用を促進できるような企画・実施をしたいと意気込む丸山さん。

 

 「長崎駅周辺の関係者で一体となって長崎の玄関口にふさわしい長崎駅周辺をつくっていけたらと考えております。それこそ災害時も、このまちづくり推進協議会のメンバーたち一丸となって対応を連携していきたいです。」

 

 人が集う場所だからこそ、交流や賑わいが生まれる。しかし災害時は一転、情報が飛び交い、混乱を生む可能性もある。適切な情報発信や安心感の提供を実現するアミュプラザ長崎だからこそ、「長崎のシンボルマーク」として愛され続けているのだ。

たくさんの想いを乗せて。

かもめ広場で「エール合戦」を

最後に、ご来場の皆さまと、能登半島地震で被災された方々へのメッセージをいただいた。

 

 「ご来場の皆さまには、イベントを通して遠く離れた能登の現状を知っていただければと思います。微力ながら、我々は支えていけたらと思っております。

 

 被災地の皆さまに向けては、元旦の震災から先日の大雨というところで、立ち直りかけていたところに本当に水を差すような雨に見舞われて、お見舞いを申し上げます。長崎、九州で応援している人たちがたくさんいらっしゃいますよ、ということがこのイベントを通して少しでも伝わり、復興の一助となればと考えております。」

 

 長崎と能登・石川。九州と北陸。違いはあれど、つながっているところもある。「のとと、わたしと」では、決済と合わせて事業者へ応援の気持ちを伝えることのできる「Anshin Coin」を導入している。買って、エールを送って、応援の気持ちが事業者に伝わる。出店者も支援者も、企業もバックヤードの人も、たくさんの想いをのせて。新たなシンボルマーク・かもめ広場でエール合戦が始まることを願っている。

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かもめ広場が長崎と能登・石川をつなげる。

JR長崎シティの

「のとと、わたしと」に懸ける想い

「105,500」。

実はこの数字、長崎の玄関口である「かもめ広場」を行き交う一日の人数である。

長崎市の総人口が約40万人※。一日で総人口の約1/4の人数が長崎駅を利用すると思うと驚きだ。 ※2023年9月時点

 

2022年に西九州新幹線が開業し、100年に1度の変革ともいわれる長崎駅。同年3月に「長崎街道かもめ市場」、そして2023年11月に「アミュプラザ長崎 新館」の開業を迎えた。2024年10月14日には長崎スタジアムシティが開業し、更なる盛り上がりを見せている。

 

能登半島復興支援イベント「のとと、わたしと」は、そんな新たなシンボルマークとして賑わうかもめ広場で開催する。今回、丸山様にお話を伺い、JR長崎シティの取組みや、イベントへの協力の経緯や期待について紐解いていく。

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アミュプラザ長崎

〒850-0058 長崎県長崎市尾上町1番1号

https://www.amu-n.co.jp/

 

【能登半島復興支援イベント「のとと、わたしと。」について】

10/26(土)27(日)の二日間開催!イベントの詳細はこちら

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